危険物の試験において科目免除者でなくても1日に2回受験できることをご存知でしょうか。
今回は合格率と試験の受験の方法について少し述べたいと思います。
既に乙種のいずれかに合格していると科目免除されるため、同時に複数の類を受験できることはご存知の方も多いかと思いますが、1つ目の受験においても1日に2回受験をすることができます。
これは受験地域によって違いがあるようですが、基本的に乙種の試験は午前と午後に分かれており、その両方での試験を申請すること出来るからです。
また、その組み合わせとしてはどちらかに乙4を含んでの受験となることが多いようです。(午前午後どちらかが12356種の試験は実施していないのがほとんどのようです。)
そもそもなぜ2回受験の話などするのかと言うと、科目免除無しでの合格率は乙4の合格率で分かるように3割程度とお世辞にも高くありません。
この要因の1つとなっているのが各科目において何れも6割以上の点数を取る必要があり、かつ出題数が10問、15問と非常に少ないからです。
また、傾向として新しい問題が出題される可能性はそこそこ高く、いくら勉強をしていても最後は運頼みとなってしまうことがあり得ます。
せっかく勉強したのにダメだったら次回もまた勉強をしなければいけません。これは労力的にもかなり非効率ですよね。
ですのでしっかり勉強をして当日2回のチャンスを得て確実に合格を掴もうというのが私がオススメする理由です。
でも、1回で受かれてたらもった得ないよなと思う方は少し手を広げて別の類と乙4を併願してみると良いでしょう。お金的には少し負担が増えますがそれほど高い試験でも無いので是非検討してみてください。
組み合わせのオススメは以下の通りです。
【乙4を確実に合格したい】乙4+乙4
【勉強時間はあるのであわよくば2つの合格を掴みたい】乙4+乙2
【時間はないが乙4+乙4で併願できない】乙4+乙6
地域によっては乙4が2回受けれなかったりするようなので一番準備時間が短くて済む乙6とのセットが時間のない人は良いでしょう。
因みにですが感覚的には10問のうち半分は易しい問題で、残り半分はひねった問題や未知の問題となり、知っている問題を確実に取った上で後は選択肢を絞り確率を上げて合格に繋げるという感じが王道かなと思います。
それを3/3でやらなければいけないのでやはり若干の運要素は否めない感じなのかなと思います。
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