2017年05月09日

第1〜6類の名称とその性質による混載可否について

前回、理論立ててまとめて覚えるというあまりつかみどころのない話をしてしまいましたので、今回はその具体例を挙げたいと思います。

まずは前提知識の整理ですが、1〜6類までの名称を言えますでしょうか?このレベルは理論どうこうではなく、覚えなければ始まらない事項となりますので、覚えていない方は早めに覚えましょう。


第1類危険物:酸化性固体
第2類危険物:可燃性固体
第3類危険物:自然発火性物質及び禁水性物質
第4類危険物:引火性液体
第5類危険物:自己反応性物質
第6類危険物:酸化性液体


ここで酸化性とありますが、これは酸化するのではなく酸化させる酸化材であることもおさえておきましょう。
また、物質とは固体及び液体を指します。これも覚えておきましょう。

さて、以上を踏まえた上で本題に入りたいと思います。
本題は混載の組み合わせについてです。


さて、最初に断りを入れさせていただくと、あくまで解釈しやすいように若干曲解も含めて解説しますのでご了承ください。

混載とは、同じ車の荷台に一緒に乗せて運搬することを言い、一緒に乗せられない組み合わせが存在します。
混ざったり接触したりすると危険であるために禁止されています。

また話が逸れてしまうのですが、燃焼とはどのような反応かご存知でしょうか。燃えるとき必要なものは可燃物(燃える物質)、酸素、点火源(エネルギー)の3要素です。ここで着目したいのが酸素が必要ということで、つまり燃焼とは酸化反応の一種であることをおさえてください。


ここで1〜6類を整理すると、
酸化材である燃やす側:1、6類(不燃物)
燃える側つまり酸化される側(還元剤):2、3、4、5類


となるのですが、ここで3類だけは禁水性や自然発火性を有するため、別枠扱いをします。
水と反応したり、勝手に燃えてしまうものを他の燃えるものと一緒に置けないのは容易に想像できますよね。


ですので、
酸化材である燃やす側:1、6類
燃える側つまり酸化される側(還元剤):2、4、5類
別枠:3類


となり、この似た性質のグルーピングが、一緒に混載できるグループになります。
ただここで疑問に思うのが、3類は他のものとは一緒にできないの?ということです。

ただ、3類の性質として、水がダメ、空気中でも自然発火というものであるため、じゃあどうやって保管するのかというと1例ですが、灯油の中に保管したりするものがあります。(カリウム、ナトリウムなど)
ここでお気づきの方もおられるかと思いますが、灯油って第4類危険物なんですよね。そのため、3類は4類とだけ結果的に混載できることとなります。


なんだか単純に覚えた方が早くない?と思った方もおられるかもしれませんが、混載の話の中に酸化材や還元剤、燃焼、燃焼の3要素等色々な話が混ぜ込まれています。どれも必要な知識ですので、こうやって関連づけてストーリーちっくに覚えるのが結果として効率的となりますので、頑張って取り組んでみてください。
今回はこれにて。

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