2017年07月03日

危険物乙4 問題(物化)2 物理変化と化学変化

【問】以下の①〜⑤の変化の内物理変化を全て選べ。

①氷がとけ水に変化した。
②水素が燃焼し水に変化した。
③鉄がさびて赤色に変化した。
④塩素酸ナトリウムを空気中に放置したところ固体から液体に変化した。
⑤ドライアイスを放置したところ消失した。



【正解】①、④、⑤


【解説】
物理変化とは物質の状態が変化するが、その性質自体は変化しないような変化を指します。
これと対をなすのが『化学変化』であり、化学変化とは化学式が変化する、つまり性質の変化を伴う変化を指します。
(例えば水素(H2)と酸素(O2)が反応し水(H2O)に変化すると水素の燃焼性や酸素の助燃性といった性質は失われる)



化学式が分かる人は化学式に変化がないものが『物理変化』であると覚えておけば良い。



①氷がとけ水に変化した。
→状態が変化しただけでどちらもH2Oである物理変化である。


②水素が燃焼し水に変化した。
H2からH2Oに変化しており、性質も変化する化学変化である。


③鉄がさびて赤色に変化した。
→鉄が錆びるのは酸化反応の一種であり、酸化反応は化学変化である。また、同様に還元反応も化学変化である。


④塩素酸ナトリウムを空気中に放置したところ固体から液体に変化した。
塩素酸ナトリウムの性質として『潮解性』を有しており、空気中の水分を吸収し溶ける性質がある。しかしこの反応は単に水分に溶け込んだだけの変化であるため、物理変化である。


⑤ドライアイスを放置したところ消失した。
→ドライアイスが固体から気体へ変化するのは状態が変化しただけであり、性質は変化していない。これも物理変化である。
また、この変化を『昇華』と言う。



また、物理変化について以下の4つを覚えておくと良いです。



・潮解 →空気中の水分を吸収し、それに溶け込み液体となること。
・溶解 →液体に物質が溶けること。
・昇華 →固体から気体、気体から液体に変化すること。
・風解 →結晶が自然にさらされる中で水分を失い、粉末化すること。


タグ:乙4 問題
posted by yuth at 22:34| Comment(0) | 問題(基礎的な物理・化学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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