2017年07月08日

危険物乙4 過去問2017 類題5 屋内タンクの基準

今回も過去問の類題を出しておりますが、本家の問題順でいくと1つ飛んでいます。
飛ばした問題はそもそも覚えてもあまり有益ではないような内容であるため、あえて飛ばしています。


細かすぎる内容な上にあまり頻出のような内容でもないため、捨て問題と割り切ってしまっても良い問題です。
ただ本当に余裕がある方は覚えておいても良いかとは思います。



それでは今日の問題です。

【問】平家建屋と平家建屋以外の屋内タンク貯蔵所に関する法令上求められる基準について以下のうち誤っているものはどれか。

①平家建屋以外の屋内タンク貯蔵所において、取り扱える危険物は引火点40℃以上の第四類危険物に限られる。

②どちらの屋内タンク貯蔵所においても、タンクは安全装置を設ける必要がある。(圧力タンクにおいて)

③どちらの屋内タンク貯蔵所においても、タンクの外側にサビ止めの塗装を施すこと。

④どちらの屋内タンク貯蔵所においても、タンク専用室の床面は危険物が浸透しない構造とし、傾斜をつけ貯留設備を設ける必要がある。

⑤どちらの屋内タンク貯蔵所においても、タンク専用室を設ける必要があり、そこには窓を設けてはいけない。






【正解】⑤




【解説】
これは屋内タンク貯蔵所に関する規定を問う問題であるが、基本的に平家が前提条件であるため、平家以外の内容については知らないことが普通であり、それで面くらわそうとしている問題である。


ただ、平家における屋内タンク貯蔵所についてであれば、勉強された方はどのような基準があるのかご存知であると思うので、落ち着いて問題を読み進めていただきたいと思います。



ここで読み進めるにあたり、1つ念頭に置いて読んでいただきたいのが、平家における屋内タンクと平家以外の屋内タンクではどちらが厳しい基準となっているか、予想できますでしょうか



平家以外ということは他の階があり、他の階には居住スペースや別の施設等がある可能性があります。そういう絵を想像すると何となく、平家の建屋よりもしっかり守らないといけないなと感じていただければそれだけでGoodです。


実際、平家以外では平家での基準プラスアルファのような基準となっています。




①については、平家以外の話なのでよく分からないのでまずは飛ばします。ただ、平家ではここまで厳しい条件ではないため、正しいかも知れません。結論としてはこれは平家以外の基準として正しいものとなっています。


圧力タンクには内圧が高くなった際に破裂等を防ぐための安全装置を、圧力タンク以外には圧力が上がらないよう通気管を設置する必要があります。平家においての基準として覚えておく方が良い基準ですが、平家以外においても安全のために当然求められています。


さび止めのための塗装を施すことは平家での基準として覚えておきたいもので、当然平家以外でもさびないように塗装を施す必要があります。


④これも平家における基準として覚えておきたいもので平家以外でも求められています。この浸透しない、傾斜をつけ、貯留するの3点セットは色々と出てきたりするので特に覚えておきたい事項です。


⑤タンク専用室の設置はどちらにも求められる基準ですが、平家では窓を設けることが可能です。ただし、防火設備とガラスを使用する場合は網入りガラスである必要があります。平家以外の場所では窓を設けてはいけないのですが、平家の基準を把握しておけば間違えずに選択できる問題となります。






posted by yuth at 19:00| Comment(0) | 過去問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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