2017年07月17日

危険物乙4 過去問2017 類題15 燃焼の3要素

【問】次の組み合わせにおいて燃焼が生じないのはどれか。

①火花、水素、空気
②ライターの火、第1類危険物、酸素
③ライターの火、一酸化炭素、空気
④沸騰水、二硫化炭素、空気
⑤ライターの火、天かす、酸素



【正解】②



【解説】
燃焼における3要素に関する問題です。


燃焼に必要な要素は『可燃物』『酸素供給源』『点火源』の3つです。これはしっかり押さえておきましょう。


点火源は炎や静電気による火花、電気のショート等による火花などはイメージしやすいと思いますが、火種から引火するこのようなケース以外にも、可燃物は発火点引火点の2つを持ち発火点まで温度が上がれば自ら燃えるため、熱源があれば燃えるケースがあります。



また、酸素供給源としては、酸素を含んでいる空気も当然該当しますが、他にも素を分子内に含み、酸素を放出するような物質(例えば第5類危険物など)も供給源となります。



さて、ここで問題を確認すると、酸素供給源は酸素と空気であるため、この要件で正解を絞り込むことはできません。
また、点火源にはライターの火、火花、沸騰水となっており、点火源になりえなさそうなものは沸騰水くらいでしょうか。ただ上記でも記載したように熱源ではありますので、燃焼する可能性があります。


そのため、この問題では可燃物で特定するしかないのですが、問題を見てすぐに気づけましたでしょうか。


本問題も過去から何度も取り上げている危険物の分類に関する内容を押さえられていればすぐに正解は見つけられるのですが、第1類危険物とは酸化性固体であり、相手を酸化させる物質ではありますが、自身は不燃です。そのため、可燃物としての要件を満たしていない②が正解となります。


また、他の物質は


水素・・・非常によく燃えます。(爆発します。)燃える気体として代表的な物質ですので覚えておいてください。燃えて水になります。

一酸化炭素・・・可燃物です。二酸化炭素は燃えませんが一酸化炭素は燃えるため、危険物の試験において引っ掛けでたまに出てくるため、覚えておいてください。


二硫化炭素・・・第4類危険物の代表的な物質で特殊引火物に該当する物質です。その性質は必ず押さえておく必要があります。二硫化炭素は発火点が90℃と非常に低く、沸騰水(100℃)の熱を与えれば火種がなくとも発火します。


天かす・・・天かすと言われるとあまりピンと来ませんが、天ぷらは動植物油を使用したものであり、火をつければその油が燃えますので惑わされないようにしましょう。



posted by yuth at 11:22| Comment(0) | 過去問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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