2017年07月24日

危険物乙4 過去問2017 類題21 単体、化合物、混合物の違いと解法テクニック

【問】a:化合物、b:混合物、c:単体の組み合わせとして正しいものはどれか。


①a:空気、b:水、c:酸素
②a:ガソリン、b:鉄、c:酢酸
③a:空気、b:酸素、c:二酸化炭素
④a:アンモニア、b:灯油、c:炭素
⑤a:二硫化炭素、b:酢酸、c:ガソリン







【正解】④


【解説】
この問題では化合物、混合物、単体の違いについて問われた問題です。この3つの違いについては物質の基本的な内容となりますので、覚えておいてください。


危険物乙4の試験作成者側からすると色々な種類の物質があり、内容的にも非常に基礎的な内容であるため、問題が作りやすい分野となっています。


単体・・・1種類の原子から構成された物質(例:水素H2、酸素O2、銅Cu等)

化合物・・2種類以上の原子からなる分子(例:水H2O、酢酸C2H4O2、アンモニアNH3等)

混合物・・2種類以上の単体、化合物が混ざった状態(例:ガソリン、灯油、重油、空気)



ところで元素の周期表というものをご存知でしょうか。


1度は目にしたことがある方がほとんどだと思いますが、この表における1〜20番目の物質(水素HからカルシウムCaまで)は基本となりますので、有名どころの語呂で覚えておいてください。


水兵  リーベ 僕 の 船  名前ある  シップス クラークか
H He Li Be B C N O F Ne Na Mg Al Si P S Cl Ar K Ca


水素H、ヘリウムHe、リチウムLi、ベリリウムBe、ホウ素B、炭素C、窒素N、酸素O、フッ素F、ネオンNe、ナトリウムNa、マグネシウムMg、アルミニウムAl、ケイ素Si、りんP、硫黄S、塩素Cl、アルゴンAr、カリウムK、カルシウムCa


なぜ急に周期表の元素を覚える話をしたのかというと、単体とは1種類の原子(=元素)から構成されるため、名称は原則元素と同じ名前になります。


基本的には単体は上記20種に加えて、鉄Fe、銅Cu、銀Ag、金Auあたりが代表的な物質となります。




上記を覚えれば後はテクニックとして、化合物は元素が2種類以上結合したものであるため、その名称には上記の元素を含んだ名前であることが多いです。


逆に混合物はそのような名称でないことがほとんどです。


ちなみにですが、元素の名称は『○○ウム』というものが多く、それ以外のものも大半はカタカナの横文字名称です。


また、あまり発音で切れ目のある名称はないため、2つに分解できそうな横文字の名前は化合物の可能性が高いです。


例えば化合物は、塩化ナトリウムNaCl、二酸化炭素CO2等です。


混合物は、空気(酸素O2、二酸化炭素CO2、窒素N2等が混合)軽油、灯油、ガソリン、重油等『油』と名前につくものは混合物です。


最後に化合物で例外的に元素の名前を含まない代表的なものをあげておきますので、こちらも余裕があれば覚えておいてください。

水H2O、酢酸C2H4O2、エタノール・メタノール等のアルコール系、アンモニアNH3




さて、ここで問題解法の方法としては、消去法で単体→化合物→混合物の順で当てはまるかを確認していきましょう。


今回の問題でいうと単体の選択肢を見ると、①酸素と④炭素が単体で他は違うことがわかります。
(酢酸、二酸化炭素は化合物、ガソリンは混合物です。)


次に化合物を見ると①空気、④アンモニアとなっていることから、④が正解であることが分かります。
(空気は混合物です。)



他にも炎色反応や18族は希ガス等色々と覚えていただきたい事項はあるのですが、また次の機会に。



posted by yuth at 20:34| Comment(0) | 過去問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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