2017年08月05日

危険物乙4 過去問2017 類題28 ガソリンの性状について

【問】第4類危険物のうち第1石油類に分類されるガソリンの性状として誤っているものはどれか。


①引火点が−40℃と極めて低く、発火点も300℃と比較的低い。
②燃焼範囲は1.4〜7.6vol%である。
③沸点が40℃と低く、揮発性が高い。また、蒸気を吸入すると頭痛やめまいの原因となる。
④水に溶けず、ゴムや油脂を溶かす。
⑤導電性が高く、静電気を蓄積しない。






【正解】⑤



【解説】
この問題はガソリンの性状について問われた問題です。ガソリンは第4類危険物取扱者の試験において、非常によく出題される物質の一つですので、その特徴はしっかり覚えておいてください。


引火点が−40℃と極めて低く、発火点も300℃と比較的低い。

→引火点は第4類危険物の中でもかなり低く、氷点下でも引火します。非常に引火しやすい物質であり、引火点、発火点ともに低いため、どちらの数字も覚えておいてください。



燃焼範囲は1.4〜7.6vol%である。

→燃焼範囲も上記の通りです。vol%とは体積の割合を指します。空気の中に1.4〜7.6%の割合で含まれるときに燃焼します。数字も覚えていただきたいですが、少量でも燃える事も押さえておいてください。



沸点が40℃と低く、揮発性が高い。また、蒸気を吸入すると頭痛やめまいの原因となる。

→沸点が40℃と低く揮発性が高いため、密栓して保管しなければ②のように少量でも燃焼するため、大変危険です。


また、燃焼や燃えると書いていますが、蒸気の燃焼は爆発と表現した方が適切な反応となります。



水に溶けず、ゴムや油脂を溶かす

→水に溶けず水より軽いため、注水消火を行うと燃えたまま水に浮いて移動し、延焼の危険性があります。


また、ゴムや油脂を溶かすため、密栓においてゴム栓等は使用できない事もおさえておいてください。



⑤導電性が高く、静電気を蓄積しない。

ガソリンは不導体であり、電気を通さないため電気を蓄積させやすく、その取り扱いにおいて静電気防止の措置を講じる必要があります。


静電気防止策としては、アースを施す流速を遅くする保管容器や配管等の材質は導電性の良いものを使用する等があります。




posted by yuth at 16:08| Comment(0) | 過去問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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