2017年08月15日

危険物乙4 過去問2017 類題33 酸化プロピレンの性状について

【問】酸化プロピレンの性状として間違っているものはどれか。

①水にも有機溶剤にもよく溶ける。
②重合する性質を持ち、熱を発生し燃焼する。
③生じる蒸気は空気より重く、有毒である。
④皮膚に付着すると凍傷のようになる。
⑤水より重く、無色透明の液体である。


【正解】⑤




【解説】
前回に引き続き特殊引火物の酸化プロピレンの性状に関する問題です。今回が最後の特殊引火物となります。


特殊引火物の代表的な物質は、二硫化炭素、アセトアルデヒド、ジエチルエーテルとこの酸化プロピレンとなります。

特殊引火物は発火点が100℃以下もしく(or)は引火点が−20℃以下かつ(and)沸点40℃以下の引火性液体を指します。


今回正解は⑤であり、それ以外の選択肢は全てジエチルエーテルの正しい性質となっています。


⑤は水よりも軽く、無色透明の液体である。が正しい記載となります。



①水にも有機溶剤にもよく溶ける。
②重合する性質を持ち、熱を発生し燃焼する。
③生じる蒸気は空気より重く、有毒である。
④皮膚に付着すると凍傷のようになる。


上記の中で特に注意しておいていただきたいのが、重合する性質です。重合とはその分子と分子が次々と結合し、大きな分子を形成する反応であり、その反応において熱を生じます。


重合する代表物質はアクリル酸やスチレン、エチレン等があります。


重合に関する出題は近年増加傾向にあるようですので、以前出題したこちらの問題と合わせて押さえておいて下さい。



また、他の特殊引火物(アセトアルデヒド、ジエチルエーテル)同様、沸点も低く常温でも蒸発してしまう可能性があるため、冷却装置等で沸点以下にして保存します。


保管は不活性ガスを封入した密封容器に保管します。


消火方法は窒息消火(二酸化炭素、耐アルコール泡等)や霧状の水噴射が適しています。




posted by yuth at 17:00| Comment(0) | 過去問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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