2017年08月19日

危険物乙4 過去問2017 類題35 アマニ油とヤシ油の性状について

【問】アマニ油とヤシ油の共通の性状として間違っているものはどれか。

①水より軽く水に溶けない。
②消火方法は窒息消火(泡消火、二酸化炭素等)が適している。
③無色透明もしくは淡黄色の液体である。
④紙に染み込ませ放置すると自然発火する危険性がある。
⑤引火点は200℃以上と高い。








【正解】④




【解説】
今回は動植物油類の代表物質であるアマニ油とヤシ油の性状に関する問題です。


性状の問題は今回で一旦最後となります。前回までに挙げている物質に比べるとやや重要度は下がるかとは思いますが、特徴はしっかり押さえていただきたいものとなります。


今回正解は④であり、それ以外の選択肢は全てアマニ油とヤシ油の共通する性質となっており、もっと言うと植物油類共通の特徴となります。



①水より軽く水に溶けない。
②消火方法は窒息消火(泡消火、二酸化炭素等)が適している。
③無色透明もしくは淡黄色の液体である。
⑤引火点は200℃以上と高い。



④は動植物油類は固化しやすい乾性油固化しにくい不乾性油、その中間くらいの半乾性油に分類され、『④紙に染み込ませ放置すると自然発火する危険性がある。』は乾性油の特徴となります。


ちなみにですが、乾性油の代表例がアマニ油不乾性油の代表例がヤシ油、オリーブ油半乾性油の代表例がナタネ油です。


また、上記の中で特に注意しておいていただきたいのが、引火点・発火点が高くても自然発火の危険性がある点です。


乾性油は動植物油類でも特に熱を蓄えやすい物質であり、自然発火する危険性があり、そのため一度燃えると消火が非常に困難な物質でもあります。



乾性油と不乾性油の違いは、含有するヨウ素の量(ヨウ素価)、不飽和脂肪酸の違いであり、どちらも乾性油の方が多く、不乾性油の方が少なくなります。


動植物油類の指定数量は10,000リットルです。


posted by yuth at 13:37| Comment(0) | 過去問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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